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リウマトレックス

リウマチ患者のほとんどがこの薬で治療をおこなっていると思いますが私もその中の一人です。

アメリカでは全抗リウマチ薬の約70%をリウマトレックスが占めていて、 日本でも1999年に関節リウマチへの使用が認められ、2003年度実績で約10万人の患者さんに使用されています。 リウマトレックスは治療効果がすぐれていて、5~10年と飲み続けていても 効果が落ちることが少ないと報告されています。

この治療薬は、免疫に関与する白血球やリンパ球などの細胞の増殖を抑制する薬で、自己免疫反応を抑制し、慢性関節リウマチの進行を抑えます。
どの薬も同じですが、副作用という大きなリスクは 必ず理解しておくべきだと思うのです。

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副作用~間質性肺炎

これは副作用の代表的なものです。
症状は慢性的な感じであらわれ最初は空咳(痰がでない)が出ます。 風邪をひいたのか間質性肺炎なのか区別がつきにくいのですが、間質性肺炎の場合は息苦しさを伴ったような空咳なので要注意です。

もう一つの特徴はだんだん状態が悪くなってきます。 ただの風邪なら2~3日もすれば回復してくるのですが、間質性肺炎の場合は次第に悪くなってくるのです。
咳はひどくないのに熱が出て息苦しさを感じる場合も要注意です。こうなった場合は直ぐに主治医のところへ行かなければなりません。 こういう症状があったときには、たとえ薬を飲む日であっても飲まずに主治医のところへ行きましょう。

主治医が遠ければ近くの病院へ行き、レントゲンを撮ってもらい間質性肺炎かただの風邪か見分けてもらいましょう。
初めての医師に診てもらう時は、現在飲んでいる薬と副作用の疑いがあることを伝えなければただの風邪か気管支炎に 診られてしまう場合があります。

間質性肺炎になると入院をしてステロイド治療をすることになるので、患者自身がこの副作用に気づかなければいけません。

副作用~骨髄障害

これも代表的な副作用のひとつです。
主に造血機能の障害ですが、白血球の減少 貧血の進行 血小板の減少といったものです。 これはリウマトレックスの投与量が増えていくにつれ危険性が上がります。

70歳以上の高齢者、腎臓機能が弱っている人、痛み止めを複数飲んでいる人が この副作用が起こりやすい傾向にあります。
初期としてはあまり自覚症状はないので 検査で見つかることがあります。 症状としては、熱や喉の痛み 口の中が荒れる からだがだるい 出血しやすくなったりします。 こんな場合は主治医に相談するのがよいでしょう。

骨髄障害を早期に発見するために一ヶ月に一度は血液検査をすることが大事です。 白血球数、血小板、クレアチニン値、GOT、GPTは常に知っておきましょう。

腎機能が悪いときにリウマトレックスを服用すると骨髄障害が起こるというケースが多いので腎機能の検査も必要です。
血液の中の血清クレアチニン値が0.5~0.7が普通(リウマチ患者)なので、1以上、1.5~2に達していたらリウマトレックスは服用しないほうが安全です

副作用~肝機能障害

これは患者の中でも20~30%副作用が認められます。
肝機能でGOT、GPTが上がった状態を放っておくとまれに肝硬変に移行 することがあります。

B型肝炎、C型肝炎のウイルスを持っている人がリウマトレックスを服用 していて、急に中止すると肝炎が重症化することがあります。そういう人は前もって主治医に伝えるとよいでしょう。

副作用~その他

リウマトレックスを服用中に妊娠をしてしまうと奇形児を産む可能性が高くなります。 服用している人で妊娠を希望するなら薬の服用を中止して3ヶ月ほど間をあけなければなりません。

複数の病院にかかっている人はリウマトレックスとの飲み合わせの問題があるので 面倒でも主治医に相談することが必要です。

インフルエンザにかかったり、別の原因で熱が出たり、下痢をしたりなど、そんな時は一週間服用しないほうがいいでしょう。 体調が悪いのにいつもと同じように服用すると逆に具合が悪くなる場合があります。

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