リウマチと友に☆リウマチとつきあう生活~TOP|プログラフ☆新薬

プログラフ

新しい治療薬が登場する中で私たち患者はその新薬に対して大きな期待を持つ反面、副作用という不安にも脅かされています。

プログラフ(*タクロリムス)という薬をご存知でしょうか?
これも免疫抑制剤に分類される抗リウマチ薬のひとつです。特徴としては 異常を起こした免疫の働きを抑え 関節の腫れ、こわばり、痛みなどの症状を改善するまったく新しいタイプの薬です。 関節の炎症、骨、軟骨破壊の原因であるサイトカインという物質をできにくくするので炎症を抑えます。

プログラフの有効成分であるタクロリムスは飲み薬、 注射薬(臓器移植や重症筋無力症)、軟膏(アトピー性皮膚炎)、に使われています。 これは日本を含め 世界68ヶ国で使用されています。また、他のリウマチ薬が無効な患者さんに有効との報告があり1日1回の内服薬です。

*タクロリムス-1984年に日本の筑波山の土壌から採取された放線菌の産生物から発見された

スポンサーリンク

プログラフを服用する前に

この薬で治療を始めようと思う人は次のようなことがある場合主治医に相談する必要があります。
* 以前に薬を飲んでアレルギー症状が出たことがある
* 腎臓、肝臓の病気、感染症にかかっている
* 妊娠しているかまたはその可能性がある
* すでに出産をしていて授乳中である
* 他に薬を服用している
* 予防接種を受ける予定がある

プログラフ服用の注意

* 自分勝手に薬の量や回数を変更したり中止したりしない
* 誤って多く服用した時はすぐに主治医に連絡すること
* グレープフルーツジュースと一緒に服用しない(作用が強くなることがある)
* セイヨウオトギリソウを含む健康食品と一緒に服用しない(作用が弱くなることがある)
* 高齢者の人はからだの機能が低下していることがあるので主治医の指示を守る

プログラフの副作用

主な副作用
* 消化管障害(腹痛、下痢、悪心など)
* 腎機能検査値異常(*BUN上昇、*クレアチニン上昇など)
* *耐糖能異常(*HbA1C上昇、血糖上昇など)

気になる症状
* けいれん
* 熱や咳が出る
* 吐き気、嘔吐
* 腹部不快感、下痢
* 胃痛、腹痛
* 頭痛
* 血圧が高くなる
* 胸がドキドキする または痛い
* 発疹
* ほてり
* かゆみ
* 脱毛

BUN(血中尿酸窒素)-タンパク質の最終的な代謝物。肝臓や腎臓に障害があると血液中の量が増加する
クレアチニン-筋肉を動かす時に生じる老廃物。 尿に吸収され腎臓から排出される。腎臓の機能が低下すると血液中の量が増加する
耐糖能異常-インスリンの分泌に異常を生じ血液中の糖濃度が高くなった状態をいう
HbA1C(ヘモグロビンA)-酸素を運搬する血液色素へモグロビンの一種。血糖値の指標とされ耐糖能に異常があると増加する

リウマチと友に☆リウマチとつきあう生活~TOP|プログラフ☆新薬