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リウマチ患者さんへ

リウマチとはどんな病気か、患者同士の情報、書籍などを参考にいろいろ紹介しています。 生活するうえで参考にしていただけれることがあればうれしく思います♪

リウマチとは

関節リウマチとは、自己免疫疾患のひとつで関節に痛みや腫れを起こす病気です。
これは本来、体を守るべき免疫がなんらかのきっかけで自分の体を攻撃してしまうのです。

この病気は、手足だけでなく、全身のあらゆる関節をも侵し、そのままにしておくと侵された関節は破壊され、関節としての役目が果たせなくなります。
また、内臓にも障害が起きることもあり、時には命にかかわることもあります。

リウマチにより侵された関節は痛みとともに変形していきます。やがて身体機能が障害されて普段の生活に支障がでるようになります。 リウマチを長く患うほど障害の程度は重くなるといえます。

ところで、関節リウマチの患者数はどれくらいいるのでしょうか?
日本では、関節リウマチの患者数が60〜70万人(170〜200人に1人)といわれています。 発病する年齢は子供から老人までと幅が広いのですが、統計では40代の働き盛りがいちばん多くなっています。
また、男性と女性の比は1:4で女性の患者が多くなっています。

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リウマチの症状と進み方

関節リウマチの症状には大きく分けて次のような3つの症状があります。
朝起きたときに、手足を中心に関節がこわばり動かしにくくなる。これが1時間以上続く。
手や足の関節などに腫れと痛みの症状が現れ、左右対称に、3ヶ所以上の関節で同時に炎症が起こる。
関節の腫れが続くと骨が破壊され、靱帯や筋肉が損傷し関節が変形する。

症状の進み方には3つのタイプがあります。
単周期型・・・リウマチと診断されてもその後改善し症状が出ない。
多周期増悪型・・・悪化と改善を繰り返しながら全体としては徐々に進行している。
急速進行型・・・症状が急速に進行する。

症状が起こりやすい関節

関節リウマチの症状は、どの関節にも現れる可能性がありますが、特に、指の第2関節指のつけ根の関節に多く現れます。

関節以外で起こる場所

関節リウマチの症状は、関節だけでなく臓器にも現れることがあります。
全身の症状としては、食欲不振、発熱、疲労感、体重減少、貧血、皮下結節(リウマトイド結節)などがあります。

関節リウマチの診断基準(ACR基準)

リウマチの診断には世界共通の基準があり、アメリカのリウマチ学会が作成したものです。
ACR基準とは
朝のこわばりが1時間以上続く。
3ヶ所以上の関節の腫れがある。
手や指の関節(第2関節、指のつけ根)の腫れが見られる。
関節の腫れが体の両側に対称性に見られる。
リウマトイド結節が見られる。
血清リウマトイド因子で陽性である。
レントゲン検査で骨の変化が見られる。

以上のうち、4つ以上当てはまると関節リウマチと診断されます。
しかし、発症後間もない患者さんは必ずしも当てはまらない場合があります。

血液検査

リウマトイド因子(RF)・・関節リウマチの診断に用いられる。
赤沈(血沈)(ESR)・・炎症の度合いを調べる。
C反応性たんぱく(CRP)・・炎症の度合いを調べる。
赤血球、白血球、血小板数など・・貧血の有無などを調べる。
GOT(AST)、GPT(ALT)・・肝機能を見て薬の副作用がないか、他の合併症がないかを調べる。
血清クレアチニン・・腎機能を見て薬の副作用がないか、他の合併症がないかを調べる。

尿検査

尿タンパク、尿沈渣・・薬の副作用がないか、他の合併症がないかを調べる。

関節液検査

関節液検査・・関節の炎症の状態を観察する。

その他、新しい検査

抗シトルリン化蛋白抗体(抗CCP抗体)・・関節リウマチの早期診断の補助鑑別診断。
血中マトリックスメタロプロテアーゼ-3(MMP-3)・・関節破壊予測因子。

関節リウマチの合併症

合併症としては、眼や口が乾く「シェーグレン症候群」や、尿タンパクが続き腎機能が低下する「アミロイドーシス」という病気があります。
また、「環軸椎亜脱臼」は、頸椎が亜脱臼を起こす病気で、リウマチを長く患っている患者によく見られます。

「骨粗鬆症」「間質性肺炎」はステロイドの服用や抗リウマチ薬の服用によって発症することがあるので注意が必要になります。

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