リウマチと友に☆リウマチとつきあう生活〜TOP|腎臓病☆予防と対策

腎臓とは

腎臓は背中の腰の高さにある1対の臓器です。腎臓は血液中の老廃物をろ過し、尿をつくるからだの排水処理場です。

腎臓のはたらき

腎臓は、新陳代謝によってできたたんぱく質の分解産物を尿として排出し、体の中の水分量 と、ブドウ糖、アミノ酸、ナトリウム、カリウム、尿素などの濃度を一定に保つよう調節します。
また、体の酸性度を一定に保つよう調節し、赤血球を造るホルモンを造ったり、丈夫な骨を維持するのに必要な ビタミンDを活性化 します。
さらに、血圧を一定に保つのに必要なレニンという物質も造ります。

腎臓病の種類と予防、対策

急性腎炎

糸球体の急性炎症を起こす病気で、溶血性連鎖球菌という細菌が扁桃炎などの感染を起こした後に生ずることが多い。
予防、対策
扁桃炎がこの病気の原因になりやすいので注意が必要
体を冷やさないようにして安静にする
食事は食塩を使わない
砂糖、酢、無塩バターなどで味付けすると良い

慢性腎炎

糸球体の急性炎症を起こす病気で、急性腎炎の発症時期がわからないまま慢性腎炎と判断される場合がある。
予防、対策
過労を避ける
食事療法を守る
高血圧に注意する
食べすぎ、肥りすぎに注意する

ネフローゼ

糸球体基底膜に異常が起こり、通常では通らないたんぱくが大量に通り、血液中のたんぱく質が減るので全身にむくみを生ずる状態をいう。
予防、対策
むくみの強いときは、安静と保温に注意する
食塩を強く制限する(無塩食)

腎盂腎炎

細菌が腎盂と髄質に炎症を起こす病気で、血液を通って細菌が腎臓に付着したものと、細菌が膀胱から尿管を上にのぼり、腎臓に達するものがある。原因となる菌は大腸菌がいちばん多く、女性に多い。また、糖尿病や痛風のある人がかかりやすい。
予防、対策
安静、保温
刺激物、アルコール類の摂取は避ける
十分に水分を補給する
慢性化させないように徹底的に治す

痛風腎

血液中の尿酸値があがると、腎臓と尿路に結石を生じ激しい側腹部の痛みや血尿を生ずることがある。
予防、対策
尿酸値を高くしない
プリン体系の食事、牛肉、魚卵類、貝類、ビールなどを控える
血液中の尿酸を常に正常に維持する

腎硬化症

高血圧が長く続くと人造の細い動脈の硬化が進み、血行障害が起こり、腎臓が硬く小さくなる。
予防、対策
高血圧の管理
過労や細菌、ウイルスの感染に注意する
十分に水分を補給する

急性腎不全

尿の量が一日コップ二杯しか出なかったり、コップ半分くらいしか出なくなることがある。吐血や下血、心筋梗塞の発作後、睡眠剤や薬物の大量服用後に起こることがある。
予防、対策
入院治療が必要

慢性腎不全

腎炎やネフローゼが長く続き、腎臓の働きが30%以下になり、腎臓が硬く小さくなった状態になる。この病気はそのままにしておくと尿毒症になり、死につながる。
予防、対策
咽頭炎、扁桃炎、過労、細菌・ウイルスの感染、高血圧、不適当な食生活、妊娠、腎機能を低下させるような薬の服用に注意する
定期的に血液検査を受ける
常に尿素窒素(BUN)、クレアチニンの値を知っておく
生活習慣の改善と食事療法に心がける

腎臓病の自覚症状

内科的症状

@ 尿量が急に増える
A トイレに頻繁に通う多尿
B 尿量が減退する乏尿
C コップ半分位しか出ない無尿
D 尿がまったくでなくなる尿閉
E 尿に血液が混じる血尿
F たんぱく尿
G 体の中に水分が溜まり、まぶたが腫れたり、足の甲を押すとへこむ
H 血液中の尿素窒素とクレアチニンの上昇
I 糖尿病、尿毒症、下痢症状、呼吸器疾患、意識障害

泌尿器的症状

@ 腎臓、尿管、膀胱、などに結石ができ、腰部、側腹部に激痛
A 腎盂炎→にぶい痛み
B 排尿するときに痛みを感じる
C 膀胱炎、尿道炎→頻尿、残尿
D 前立腺肥大→尿が出にくくなる

腎臓病の診断法

尿タンパク
尿沈渣
尿素窒素
尿の量
クレアチニン・クリアランス
PSP(試薬)
尿濃縮力試験しょう。

 腎臓病で受診するには、まず内科で診察を受け、内科で扱う病気か、小児科で扱う病気か、泌尿器科で扱う病気かを診断してもらい、それぞれの科に紹介してもらう必要があります。

※ 病気を治すには自己管理が必要です! また、病気を治そうとする自覚も大切です。

リウマチと友に☆リウマチとつきあう生活〜TOP|腎臓病☆予防と対策