貧血の原因は鉄分不足
貧血は血液中にあるヘモグロビンの量が少ない状態をいいます。ヘモグロビンは、からだ中に酸素を運ぶ働きをするので、貧血になると全身が酸素不足になります。貧血の大半は、鉄欠乏症貧血でヘモグロビンの材料である鉄分が不足するためです。
![]()
![]()
貧血と鉄分
立ちくらみ、頭痛、疲労、肩こり、顔色が悪い、イライラする、そういう人はいませんか?
貧血になると、こういった症状が現れてきます。
現在では、成人女性の約10%が鉄欠乏症貧血で、約40%が鉄欠乏症(貧血)予備軍なんですよ。
原因は、成長期、やがて妊娠・出産・授乳期による月経過多や潰瘍からの出血などです。
ほかにも、極端な偏食や過激なダイエットがあります。これは鉄の吸収がスムースにいかなくなる時があるからです。
妊娠期の貧血対処法
妊娠期では、妊娠中の母体は血液量が増えてヘモグロビンが薄められ 貧血になります。軽い貧血は問題ありませんが、重い貧血は母体や胎児にも影響が出てくるので注意が必要です。鉄欠乏症貧血の場合は、食事療法をしたり鉄剤を服用したりします。
乳幼児期の貧血対処法
生後5ケ月までの赤ちゃんの鉄分は、おかあさんの体内にいる間に蓄えられています。しかし、母乳には鉄分があまり含まれていないため、離乳食が始まるころから鉄分の補給が必要になってきます。鉄分に気を使った離乳食を与えましょう。
思春期の貧血対処法
思春期では、成長にともなう生理の開始により、鉄分の需要がますます必要になってきます。女子高生の約10%が鉄欠乏症貧血、約60%が鉄欠乏の状態になっています。正常な女子高生はわずか約30%しかいないという統計がでています。原因としては、美容のための偏食やダイエットがあげられます。
ふだんから、バランスのとれた食事をこころがけ鉄分が不足しないようにしましょう。体調をみて貧血の検査をするのもよいでしょう。
鉄分たっぷりの食品
鉄分には魚や肉に含まれる「ヘム鉄」と野菜や穀類に含まれる「非ヘム鉄」があります。
「ヘム鉄」は、「非ヘム鉄」に比べて数倍も「腸」での吸収がよいので貧血予防には最適です!
ヘム鉄・・・やつめうなぎ、 レバー(特に豚肉)
煮干、 あゆなど![]()
非ヘム鉄・・しじみ、 ひじき
大豆
凍り豆腐、 あさり、 切干大根 ほうれんそう
焼きのり、 きくらげ他
「非ヘム鉄」は吸収のよくない鉄分なのですが動物性たんぱく質といっしょに 摂取すると吸収がよくなります。また、 ビタミンCは 鉄 を吸収しやすい形に変えてくれるので貧血解消の強い味方です。
【注】食前、食後のコーヒー、緑茶、紅茶はこれらに含まれる タンニン が鉄 の吸収を悪くするので貧血の大敵です。 どうしても飲みたい時はウーロン茶やほうじ茶を飲むのが無難です。

